開拓の歴史と現在

開拓の歴史

日ノ御子ボルダーは2003年1月、高知市にあったアウトドア用品専門店アウトフィッター「ポカラ」の山本拓らを中心に開拓が始まる。その後、須崎クライミング道場の藤岡常幸、高橋大生のペアによる集中的な開拓が進み、中流メインエリアの主要な課題が完成。次第に開拓仲間は増え、エリアは上流部と下流部に広がり、今では多くのクライマーが訪れる場所となっている。

高難度課題とエリアの成長

開拓が進む中、中心となって活動するメンバーが決まりG4(藤岡常幸、渡辺佐彦、竹崎洋平、奥村真司)と呼ばれるように。彼らを中心とした課題初登、岩場の整備、情報公開が行われ、日ノ御子は四国のボルダリングシーンで重要な存在となる。近年では、継続した地元クライマーたちの積極的な開拓やSNSを通じた情報発信により、さらなる注目を集めている。

地域貢献活動

日ノ御子では、クライミングだけでなく、地域貢献活動にも力を入れている。竹崎洋平氏の呼びかけから始まった清掃活動には約100名を超える人々が参加し、地域の環境保護に貢献した。現在も定期的に行われる清掃活動は、県内外のクライマーだけではなく、日ノ御子キャンプ場を運営するラフディップや地元の方々との協力によって実施されており、地域との絆を深めている。

近年では、日ノ御子キャンプ場で開催されるキッズキャンプや、アウトドアフェスティバルにて’’ボルダリング体験’’を提供している。外岩でのボルダリングがより身近な存在になることを目的に行っており、より地元に定着した存在になるよう努めている。

2012.8.6 第1回日ノ御子清掃活動 日ノ御子ボルダー伝説のブログ 「ぼうしパン知ってるぅ?」

2012.10.21 第2回日ノ御子清掃活動 日ノ御子ボルダー伝説のブログ「ぼうしパン知ってるぅ?」

2012.12.24 第1回日ノ御子伐採作業 日ノ御子ボルダー伝説のブログ「ぼうしパン知ってるぅ?」

2013.1.20 第2回日ノ御子伐採作業 日ノ御子ボルダー伝説のブログ「ぼうしパン知ってるぅ?」

2013.5.3 風の谷エリア公開 日ノ御子ボルダー伝説のブログ「ぼうしパン知ってるぅ?」

2014.9.21 第3回日ノ御子清掃活動 日ノ御子ボルダー伝説のブログ「ぼうしパン知ってるぅ?」

2019.4.19 日ノ御子トポ改訂版 300課題集発表 Instagram.@yamauchi.motoki

2019.11.16〜17 ボルダリングフェスティバルin奥物部 ライダースイン奥物部Facebook

2021.11.25〜2022.1.5 日ノ御子清掃キャンペーン Instagram.@hinomikoboulder

2022.10.2 第4回日ノ御子清掃活動 instagram.@hinomikoboulder

2023.5.14 第1回ひのみこ冒険キッズキャンプ ボルダリング体験 instagram.@hinomiko_camp

2023.10.22 ひのみこアウトドアフェス2023 ボルダリング体験 instagram.@hinomiko_camp

2023.12.2 第5回日ノ御子清掃活動 instagram.@hinomiko_camp

2024.5.12 第2回ひのみこ冒険キッズキャンプボルダリング体験 instagram.@hinomiko_camp

2024.6.2 第3回ひのみこ冒険キッズキャンプ ボルダリング体験 Instagram.@hinomikoboulder

2024.10.27 ひのみこアウトドアフェス2024 ボルダリング体験 Instagram.@hinomikoboulder

これからの展望

地域の方々との交流、清掃活動、ボルダリング体験、SNSや地元新聞への掲載を通じ、クライマーの存在が徐々に周知されてきている。今後も、訪れるクライマーが地元に歓迎される存在であり続けることが、エリアの存続とクライミング文化の発展にとって重要と考えている。この方向性を忘れず、次世代に引き継いでいきたい。

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